医の散歩道

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2017年11月配信

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「命は美しい」と、人が語り、写真が語るモノクロームの展覧会
水俣病展 2017

平成29年8月16日、国際的な水銀の規制を定めた「水銀に関する水俣条約(Minamata Convention on Mercury)」が発効しました。条約の名前となった水俣湾のある熊本市で初の開催となった「水俣病展」をご紹介します。過去と未来をもの思う、向寒の散歩道です。

展示室の様子 1996年以来、認定NPO法人 水俣フォーラムの活動の中心軸として開催され、全国で24回、のべ14万人の入場者を数える「水俣展」。膨大な文献や映像、実物によって構成された展覧会が「水俣病展」として熊本で開催されます。準備途中の平成28年4月、熊本地震の発生で中断を余儀なくされたとのことでしたが、水俣病を風化させないという強い思いに支えられての開催です。

スタンプラリー 水俣病とは工場廃水からのメチル水銀で汚染された魚介類を食べた人々に発症した中毒性疾患。発生時からの患者総数は50万人という推計もあるそうです。「Minamata」の文字が国際条約に入った特別な年に開催される「水俣病展」。今回は一部リニューアルの展示ということも相まって、新たな発見があるかもしれません。「水俣」を知らない世代の方にも、既開催の「水俣展」ご来場の方にもぜひ見てほしい展覧会です。

水俣市には市立水俣病資料館があり、ここでは水俣病発生から現在まで、そして水俣が取り組む環境モデル都市の未来像までを学ぶことができます。「水俣病展」開催の熊本市から水俣市へは、新幹線で25分か、八代駅乗り換えの肥薩おれんじ鉄道で。途中、御立岬公園駅から日奈久温泉駅までは、水俣も面する八代海(不知火海)が車窓いっぱいに広がる人気のローカル線です。熊本地震からの復興や水俣市の地域起こし、地域の未来を応援する旅をお勧めします。

施設写真

水俣病展2017 展示会場:熊本県立美術館分館
熊本市中央区千葉城町2-18
TEL:096-324-8118 (グリーンコープ)

特設サイトURL:
http://minamata2017.strikingly.com/

 

 

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