医の散歩道

HOME > 医の散歩道 > 第80回 日本科学未来館 企画展  

2019年6月配信

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地球温暖化の影響から、数万年前に絶滅した古生物がそれは生き生きとした姿で永久凍土から出てくるようになりました。東京・お台場の日本科学未来館で開催中の「マンモス展」は、大昔の生き物たちとの出会いと、最先端生命科学が描く未来を同時に楽しめる企画展です。

 
「医の散歩道」ではまず、世界初公開となる仔ウマ「フジ」の冷凍標本をご紹介しましょう。この標本は2018年にサハ共和国の永久凍土から発掘された約42,000年前の完全個体で、解剖では内臓が良い状態で残っており、筋肉組織は生きていた時のような赤味を帯びていることが確認されています。また、古生物学史上初となる「液体の血液と尿」の採取にも成功しています。ちなみに「フジ」はこの仔ウマの愛称。永久凍土から発掘された古代の成獣には最初に発見された場所の地名が、幼獣には1体ずつ発見者や発掘参加者に由来する名前がつけられるのだそうですよ。長い眠りから覚めた「フジ」が何を教えてくれるのか、これからの研究にも注目していきたいですね。
 
マンモスではケナガマンモスの皮膚と鼻が世界初公開です。特に鼻は特徴がよくわかる先端部分で、いまにも動き出しそうなほど状態の良い標本です。同館 科学コミュニケーターの沈 晨晨さんは今回の企画展を「シベリアの永久凍土から発掘されたマンモスを始め、世界初公開の貴重な冷凍標本が来日!生々しい姿をしたマンモスを通して、地球の[過去]、そしてマンモスの復活には欠かせない最先端の生命科学がもたらす[未来]を一緒に探る展覧会です」と語ってくれました。本展のために作られた史上最大級の冷凍展示室へ。この夏おすすめの散歩道です。
日本科学未来館

日本科学未来館 東京都江東区青海2-3-6 公式サイト:マンモス展 -その『生命』は蘇るのか-
URL:https://www.mammothten.jp/
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)

開館時間 10:00~17:00
※ 入場は閉館の30分前まで
企画展 入場料 大人[19歳以上]:1800円(1600円)
中人[小学生から18歳]:1400円(1300円)
小人[4歳~小学生未満]:900円(800円)
※ ( )内の料金は8名様以上の団体料金です。
※ 常設展もご覧いただけます
※ ドームシアターは別料金(要予約)
※ 3歳以下は無料、障害者手帳をお持ちの方および付き添いの方1名様まで無料
※ 会場の混雑状況により入場整理券の配布、または入場を規制する場合がございます
休館日 火曜日
※ ただし、7/23・30、8/6・13・20・27、10/22は開館
アクセス ・電車
新交通ゆりかもめ「東京国際クルーズターミナル」駅から徒歩約5分/「テレコムセンター駅」から徒歩約4分
東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート」駅から徒歩約15分

・バス
都営バス(「日本科学未来館前」で下車)
京浜急行バス(「テレコムセンター駅前」で下車)

・車
【首都高速】
都心方面からは、首都高速11号台場線でレインボーブリッジを渡り、台場出口で降りて約4分
羽田・横浜方面からは、首都高速湾岸線で東京港トンネルを通り抜け、臨海副都心出口で降りて約4分
千葉方面からは、首都高速湾岸線、有明出口で降りて約7分
【一般道】
都心方面からは、レインボーブリッジ下層の一般道を渡って、レインボーブリッジ入口交差点より約4分

 

 

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