医の散歩道

HOME > 医の散歩道 > 第84回 小田原・街かど博物館  

2020年2月配信

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まちかど博物館やまちなか博物館と名称はさまざまですが、地域の産業文化に直接触れる場として、地場産業に関わる工場や店舗を観光客や市民向けに公開するプログラムは各地で整備が進んでいます。今回は、18の店舗や工房が登録されている神奈川県小田原市の「街かど博物館」を巡る散歩に出かけました。

 
小田原名物のかまぼこ、ひもの、梅干、木製品などの店舗を中心にした街かど博物館18館の中でも、「医の散歩道」が真っ先にご紹介したいのは済生堂薬局小西本店「薬博物館」です。創業は寛永10年(1633年)。お店の方のお話では、戦国武将小西行長の弟が小西家の家職であった薬屋に戻って、ここ小田原で開業したのが始まりとのこと。関東大震災後の大正時代に復元されたどっしりした建物の中には大きな欅の百味箪笥が現役です。また、戦前の製薬会社の看板や10gスケールの竿秤などの展示物も丁寧に説明していただけました。
 
柏木美術鋳物研究所「砂張ギャラリー鳴物館」は、室町時代からの伝統を受け継ぎ、昔ながらの製法を守り続ける鋳物工房です。ここでしかできないという特殊な製法も多いとのこと。「風鈴界のベンツ」とテレビで紹介されたこともある砂張風鈴もこの工房の作品です。18館中唯一の食事処は、国登録有形文化財指定の主屋を持つだるま料理店「のれんと味の博物館」。唐破風玄関に比翼入母屋造風屋根の堂々たる外観です。街かど博物館を巡る途中のお休み処には、観光案内所も兼ねた「なりわい交流館」があります。昭和7年建設の旧網問屋を利用した建物は、ユニーク・ベニューの一環として2階スペースの貸し出しも行っています。
街かど博物館の取り組みでは、ひものやちくわ、陶器の絵付けや小田原ちょうちんの製作体験、また各メーカーのかまぼこを集めた「利きかまぼこ」などのユニークな催しも企画されています。これからの季節、日本さくら名所100選の小田原城址公園でのお花見も兼ねて、小田原街歩きを楽しんでみませんか。

写真クレジット:曽我梅林と富士山、神奈川県小田原市経済部観光課、
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス表示4.0
https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja
外郎博物館

なりわい交流館

街かど博物館 神奈川県小田原市内に18館
問い合わせ:小田原市経済部商業振興課
TEL:0465-33-1511
URL:
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/municipality/industry/commerce/machihaku.html

開館時間/休館日 各施設による
アクセス 小田原へのアクセス
電車:
東京からJR東海道新幹線で35分
新大阪からJR東海道新幹線ひかりで2時間30分
車:
東京から東名高速道路 厚木IC下車、小田原厚木道路経由で約1時間

 

 

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