医の散歩道

HOME > 医の散歩道 > 第87回 東京・上野界隈 

2020年
              7月配信

⇒バックナンバーはこちら

Weekly Topics 今週のトピックス

 

コロナ感染拡大防止のため、現在、多くの博物館・美術館では入館に予約制を採用しています。面倒で不便と思われていたこの方法も、お目当ての展覧会をゆっくり鑑賞できることから、意外と評判は良いようです。今回は、東京都内でも屈指の博物館・美術館密集地、上野界隈を散歩します。

 
JR上野駅から徒歩約10分。散歩の目的地、登録有形文化財「黒沢ビル」からご紹介します。昭和5年(1930年)に小川眼科病院として建てられた鉄筋コンクリート造、地上3階地下1階建ての建物です。外観の尖塔アーチ形の窓や幌状の庇から昭和モダンの香りがしますね。玄関前に立つと大正から昭和初めに活躍した小川三知(おがわ さんち)の手による「鶏鳴告暁」と「立葵」のステンドグラスを見ることができます。黒沢ビルの面白いところは現役のテナントビルであるところ。現在、眼科、歯科、心療内科の各医院が入居しています。また、管理会社により定期的に一般公開日が設けられ、大事に使い継がれた、仕立ての良い建物内部を見学することができます。通常非公開のステンドグラス、屋上に残る眼科入院患者用の旧紫外線療法室や旧待合室なども興味深い造りです。
 
黒沢ビルが建つ上野中町通りを上野駅に向けて進んだら、最初の曲がり角を左へ。目の前に広がる不忍池からは上野恩賜公園の中になります。池を左手に見ながら進むと見えてくる弁天堂への入り口、弁天門を入ると徳川家康愛用の眼鏡をかたどった「めがね之碑」があります。

意外と知られていないのですが、公園内には昭和26年(1951年)建立の「野口英世像」があります。場所は、動物園前交番を通って大噴水の少し手前の木立の中です。この周辺は、何もない空間が広がり、まっすぐ前を見ると国立博物館の堂々たる建物に目を奪われてしまいがちですので、お見逃しなく。博物館、美術館のほか、9月8日にお披露目のあった上野動物園の新「パンダ舎」も気になりますが、お出かけの際には各施設の開館状況と入場規制のご確認をお願いします。
 

都立上野恩賜公園 東京都台東区上野公園・池之端三丁目 JR山手線・JR京浜東北線・JR高崎線・JR宇都宮線・
東京メトロ銀座線・東京メトロ日比谷線「上野」下
車 徒歩2分
京成本線「京成上野」下車 徒歩1分
駐車場(有料)
※写真は不忍池

 

 

お気軽にご相談ください
お電話でのお問い合わせ(受付時間 平日9:00~18:00)
論文担当東京:03-6403-9956 大阪:06-6331-0966
  • 見積依頼フォームはこちら
  • ご連絡フォームはこちら

ページTOPへ戻る